ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~第7話の感想

『ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~』第7話は、先週完結したと思いこんでいた白川さんのお母さんが亡くなったエピソードが不意に入ってきて、また泣かされてしまいました。

 
今回の代書の依頼は「絶縁状」だったのですが、依頼主が自分の名前まで伏せてどういう経緯で絶縁状を送る気持ちになったのかがあまり具体的にでてこなくて、察しの悪い私にはなんだかもやもやするまま代書の仕事が終わってしまいました。

 

 

その絶縁状から浮かびあがったのは、絶縁する決意をあえて相手に知らせるのも「愛」では無いのか?というバーバラ婦人の言葉でした。確かに、喧嘩して修復不可能と単純に思う場合は、そのままフェードアウトしますよね。

 

 

そして、チラチラ出てきた外国人の正体がやっと判明しました。鳩子ちゃんの祖母のペンフレンドである母親から、手紙を鳩子ちゃんへ持っていくようにお願いされたそうです。なぜ、渡すのをためらっていたのか、思わせぶりな伏線だったので少し拍子抜けしました。

 

 

今回は色々辛いです。カフェ屋のマスターからは、奥さんが実は通り魔に刺されて殺されたという事実、白川さんのお母さんが亡くなり、バーバラ婦人には娘がいたけれど、夫と娘をそれぞれ亡くしてしまった話を、立て続けに鳩子ちゃんは聞きます。

 

 

そして、祖母がペンフレンドへ送った手紙をすべて読み、当時の記憶と手紙の記憶を照らし合わせるような作業になっていきます。先祖代々の代書屋は大嘘で祖母が始めたもの。鳩子ちゃんのお母さんは鳩子ちゃんを置いて行ったのではなく、祖母が引き離した。

 

 

鳩子ちゃんが出ていってしまい、謝りたくても謝れない。そして、鳩子ちゃんに会って謝れないまま死を迎える後悔の思い。それを読んだ鳩子ちゃんは、当時、祖母への反抗が強すぎて、祖母の気持ちを分かってなかったと後悔して最後の手紙で泣いてしまいます。

 

 

ここで、やっと鳩子ちゃんは祖母を亡くした気持ちと向き合ったのではないかと私は思いました。母親だろうが祖母だろうがきちんと向き合って育ててくれた人が亡くなるということは、たとえ喧嘩別れしていても悲しいことなのではないかと思います。

 

 

反抗心が残ったまま、お葬式を迎えてしまい、鳩子ちゃんは悲しむきっかけを失っていたのかなと感じました。でも、ビシビシ厳しく育てられたり、取っ組み合いレベルの喧嘩をしたりしていたら、気持ちを分かれといわれても難しい気がします。

 

 

若ければなおさらです。今回は白川さんと鳩子ちゃんで2回も泣かされてしまいました。来週はとうとう最終回、2週連続で泣かされたので、来週はほっこりしたいです。

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