ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~第五話の感想

ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~』第5話は、おかあさんへの素直な気持ちを本人へきちんと届けたい人のお話でした。依頼人は人当たりの良い美人の客室乗務員の女性、一緒に居合わせたご近所さんたちが見とれるほどの美人さんで、名前は花蓮さん。

 

 

彼女は鳩子ちゃんのところへ姑の誕生日プレゼントに添えるメッセージを書いてほしいと依頼してきます。おかあさんと言っても義母の方なのですが、花蓮さんは自分が小さいころに両親が離婚してしまい、母親を知らないまま育ったため義母と仲良くなりたいと思っていました。

 

 

ネットでも現実でも、嫁姑はとっても仲がいいということの方がなんだか珍しく思える印象です。他人からいきなり家族になるわけですから、お互いよくわからなくて衝突したり思わぬ言葉で相手を傷つけたりして、そこから敵対したりするのでしょうか。

 

 

花蓮さんは自分の字が汚いため、鳩子ちゃんに代書を依頼します。試行錯誤の末、すっきりしとしたほっこりするメッセージを書き上げ、花蓮さんも大満足の仕上がりになります。しかし、代書の事が義母に見破られてしまいます。なぜか義母は鳩子ちゃんのところへメッセージカードをつき返しにやってきます。

 

 

鳩子ちゃんの素直な印象と、メッセージカードの文字から、完璧すぎるお嫁さんに素直に向き合えない気持ちが義母にあることが分かってきます。そこへ、追いかけてきた花蓮さんに義母は今まできつい態度を取っていたことを謝ります。

 

 

花蓮さんに子供ができたことも報告され喜ぶ義母と、受け入れられたと感じた花蓮さんがウルっとする所は、すこしもらい泣きしそうになりました。しかし、そこまで見て今日のメッセージは直球にほっこりすぎて、ちょっと残念かもしれないと思ってしまいました。

 

 

現実の嫁姑問題は多種多様でそこまで簡単に割り切れない何かを抱えていたりするので、少し簡単に片づけられてしまったような気になってしまいました。今回のお話は、姑というより母親を求める依頼人の話という見方なのかもしれません。

 

 

鳩子ちゃんも母親に置いて行かれて顔も知らないため、母が恋しい年ごろに辛い思いをしたことから母親への気持ちをむりやり吹っ切ろうとしていた気持ちがありましたが、今回の依頼を終えて、素直に向き合おうという気持ちになれたようです。

 

 

私も小さい娘がいます。ちょっと夜に友達と呑みに行っているだけで、かなり悲しそうにされます。もし、自分がいなくなったらどんなに悲しい思いをさせるだろうかと思うときがあります。子供にとって母親は母親本人が思っている以上に特別な存在なのかもしれません。

 

 

お話の冒頭から怪しい外国人の存在がチラチラしていましたが、今回のお話には登場せずに終わってしまいました。来週はその外国人さんと白川さんのお母さんのお手紙の話になりそうです。気になります。

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