『ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~』第三話の感想-心を込めた断り状

ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~』第3話は、文具店の仕事が板につき、季節も変わってきた頃から始まります。

 

突然ツバキ文具店に現れた、元彼にびっくりする鳩子ちゃんです。文具店を飛び出した後の短大時代に知り合ったこの元彼は、付き合っていたときの鳩子ちゃんの代書の話を思い出して、代書をお願いしに来たようです。

 

元彼の依頼は、出版社勤めで、作家さんへ仕事の依頼する文章を考えてほしいというものでした。元彼とは、あまりいい思い出にならなかったこともあり、横柄な態度も目に余る様子で、代書はきっぱりお断りしてしまいました。

 

次に現れたのは男爵、今度は友人からの借金依頼の断り状の依頼でした。こちらは有無を言わさない男爵に圧倒されて、受けることになります。いままで、気にもなっていた男爵という人柄を、鳩子ちゃんはご近所さんに聞いて回ります。

 

白川さんの男爵に対する印象や、断り状の依頼の説明で相手に悪い印象を持ってなさそうな男爵が浮かび上がり、突き放しつつ、仲の良い友人が読めば、茶目っ気がありそうな断り状が出来上がりました。

 

3話見た中で、今回の文章はとても私好みでした。「借金は断るがうちに来たら飯は食わしてやる」という内容で、出来るだけの事はしてやるという愛情が出ていてほっこりしました。

 

ちなみに、お手紙の内容は、NHKのWEBサイトで全文を全話分、読むことが出来ます。ついでに、元彼に、同じような断り状を改めて送ったのはなんだか笑えました。

 

断り状はうまくいったようで、借金の催促が無くなったため、男爵は報酬として、うなぎをおごってくれました。そこで、鳩子ちゃんの祖母の話から、母親の話が出てきます。

 

鳩子ちゃんの母親は、未婚の母から、恋人が出来、鳩子ちゃんを置いて出ていってしまったことや、祖母に厳しく、代書屋の特訓を受けたため、自分は誰からも望まれて居ないと思いこんで居ることに、男爵が気付いてくれます。

 

鳩子母が妊婦の時に、お腹の子の話をうれしそうにしていたことを、男爵は鳩子ちゃんに話します。母親が居ない寂しさをあきらめて我慢していた鳩子ちゃんは、泣きそうになりうなぎを頬張ります。

 

今回は、そんな鳩子ちゃんを少し慌てた風に見守る男爵にほっこりしました。うなぎ屋さんから出てきた鳩子ちゃんと男爵に居合わせた、帆子は、還暦過ぎた男爵に一目ぼれして、鳩子ちゃんはカフェのマスターが気になる様子です。

 

少し、恋愛ものは苦手なのですが、帆子と男爵の件は気になりました。

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